この夏、留学や研修旅行へ送り出す学校様は、今まさに出発や帰国のピークを迎えているのではないでしょうか。

コロナ禍の渡航となり、日本出発前の準備のほか、帰国前のPCR検査、現地での陽性判定など、例年と異なった対応にお困りの方も多いのではないかと思います。

そんな皆様に、本日は出発・帰国時に起きた事例をご紹介させて頂きます。

こちらのレポートが今後の渡航に際し、少しでも参考になれば幸いです。

【 出　発 】

渡航国により必要な書類（例：ワクチン接種証明書、陰性証明書、宣誓書など）や、アプリの登録等が異なります。

例えば、以下のように出発直前で不備が発覚したケースがありました。

・カナダへの出発手続きの際、ワクチン接種証明書のほかに現地到着前72時間以内に「ArriveCAN」というアプリの登録が必須であるが、出発手続き時に登録確認が出来なかったため、搭乗する事が出来なかった。

・「ワクチン接種券＝ワクチン接種証明書」と認識されており、渡航直前に書類の不備が発覚した。

このように、必要書類やアプリのご登録は日本のご出国や、現地の行動制限にも関わりますので、事前確認がとても重要となります。

また、出発時は空港カウンターにて全ての書類等の確認を行う為、通常の1.5〜2倍ほどチェックインに時間を要します。
そのため、今後ご出発を予定されている方は時間に余裕を持って空港に向かわれることを推奨しています。

各国の渡航情報はこちらをご参照ください。

【 帰　国 】

2022年8月24日現在、日本の水際対策により現地出発72時間以内にPCR検査の受診、陰性証明書の取得が必要です。

帰国時のPCR検査で"陽性"となり、帰国できないケースが発生しております。
陽性の場合、現地での隔離や検査の受診が必要になり、条件を満たさない限りご帰国することができず、隔離のための宿泊機関の手配や飛行機の変更手続きなどが必要となります。

体調が回復した後、帰国のためにPCR検査を受診した場合でも陽性反応が出続ける事もあります。この場合は医師による回復証明書を元に領事レターを発行頂き、帰国ができたこともありました。

現地滞在中は、感染対策を徹底するほかに予め以下の項目をご確認いただくとより安心です。
・保険の加入（コロナ対応の補償を含む）
・コロナへ感染してしまった場合の手続きの流れ
・手配している宿泊機関での延泊、航空券の変更、保険などの延長可否

日本へのご帰国では「My SOSのインストール」および「ファストトラックのご登録」が推奨されております。
搭乗便到着予定日時の6時間前までにインストールし、必要事項のご登録をお勧めいたします。

詳細はこちらをご参照ください。

弊社では出発前から帰国まで一貫してサポートいたします。

書類の事前確認はもとより、現地で延泊や飛行機変更などの緊急手配が必要な際も、現地支店等と連携を取り、手続きをいたします。

これから出発を予定している、また春の海外研修を検討したい学校様は、ぜひ弊社へお気軽にご相談くださいませ。

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